目が眩む
昨日の午前10時13分ごろ、私は会社で電話を受けていた。受話器を持ちながら「あれ? 私揺れてる? 目眩か?」というような感覚に襲われる。そのうちに誰かが「あ、地震だ」と一声をあげた。そしてユラユラ・ユラユラと床がローリングしているような長い横揺れ。
電話はゆうに1分前後話していたと思うが、電話を切ってもまだ揺れてる。「長い地震ですね~」と声をかけあいながら、果たして震度はいくつだったのだろうかとyahooを開く。地震速報って、トップにすぐ表示されるじゃない? けれども自分には「遅いな…」と思えたほど、中々反映されない。そのうちに新潟の十日町市のお客様から「今、出先からなんだけど新潟でまた地震みたいで…」との電話があった。その時、「また新潟で地震か!」と思わず手が震えてきてしまった。
(十日町の)家の電話は繋がらないし、状況が分からないのでテレビニュース見てくれない? と頼まれたのでコードレス受話器片手にテレビへダッシュ! NHKを見ながらやりとりし、その間も手の震えが止まらなかった。震源がまた中越沖、それも列島のごくごく近く、柏崎市を中心に被害大の様子、しかも長野の方まで! これは十日町も被害少とは言い切れない…と想像できたからだ。
前回の地震の時もそうだったんだが、反対の太平洋側のこの地までも揺れが伝わってきて震度3でしたからね。その大元がどれほど大きい揺れだったかと思うと地元の方々は怖い思いをされただろうなぁ…。
前回の中越地震の際には、このお客様はお身内にも、建物倒壊などにも大きい被害はなくて「自分なんかまだ幸いなほうかもね」と話されていたんだが、やぱり精神的な恐怖というか追い詰められた感がしばらく拭えずにいらした様子でした。
地震はいつどこに来てもおかしくないという状況とはいえ、しかしながら地震なんか地球上のもうどこにも起きて欲しくないんだが、やっと少し傷が癒えてきた地をあえて再び襲うかぁ~「神様の無慈悲!」と責めたくなる。ホント気の毒でしょうがないよ。
目に見える物的被害も大変ですが、それよりも心理的・精神的な影響の方が心配です。不安で眠れない状況は体調にも大きく作用してしまうだろう。特にご年配の方、子供たちの事。それぞれの立場で不安に思うこと、内に秘めるものも違ってくるのだろうし、もちろん大人もペットも家畜もだが、やはり精神的耐性の弱いであろう人達のことに思いが至ってしまう。
もしも私に魔法が使えたら、被害に遭われた街並みを元のように戻せるのに…等と非現実的・現実逃避な考えをしてしまったりする。でももちろん1000%無理なので、もっと現実的に何か少しでも支えになれるようなことを自分でもできる事をしていきますね。
どうか~元気を出してくださいね~!
無理して明るく振舞う必要は決してないのだけれど。
ところで今回の地震は、建物は半壊より全壊するパターンの方が多かったようです。それはゆっくりとした横揺れ=キラーパルスと呼ばれるものらしい=が、木造の建物に共振反応を起させ崩壊させるもののようです。阪神淡路の震災、能登半島地震の時も同様の原因だったとか。特に古い(歴史、伝統あるとういう意味ですが)家屋は打撃を免れないでしょう。それに地方であれば多いですしね…。
ニュースを見ていてお寺が倒壊している場面…恐ろしくなりました。立派な日本家屋で瓦屋根が重いせいでしょうが、屋根を残し他は全てぐしゃりと押し潰している。お寺なら中はほぼ広間でしょうし、屋根を支えているのは耐力壁のような“面”や“線”ではなくて、柱の点で持たせているのでしょうし。
話それますが、建物を囲う塀はブロック塀ではなくて生垣の方が良い、とも聞きます。じしんで倒れた時にブロックよりも生垣であれば被害少であとうと。確かに~場合によっては凶器にもなるということですね。
地震を予知する機械で、ちょっと詳しい数字は分からないのですが予知したものを住民に警報できるのが地震が起きる前のほんの数秒だとか。でもその数秒で、例えば室内ならば窓・ドアを開けて逃げ道を確保する、火を消す、机の下に潜る。外にいたならば塀から倒れる、安全そう(?)な軒下に逃げ込む等の行動とあらかじめ心の準備ができるだけであり方が違ってくるようです。なるほど…。
――と色々考えながら昨晩、洗い物をしていたら急に目眩を感じた。かすかに頭痛が起こりそうな気配、やばい早めに寝ようと寝たはいいが、明け方に激しい頭痛で目が覚めた。もともと頭痛持ちとはいえ激しく動いている日中なら兎も角、夜の休息している時に頭が痛くなるなんて、しかも鈍器で殴られたような痛み…尋常じゃないと思った。起きだして少し意に食べ物をいれ、痛み止めを飲んだはいいが、そのうちに悪寒が始まり車酔いしたような吐き気を催し、とうとう吐いた。その後数回、もう最後は胃液しか吐けなかったッス。
何かよからぬ事態を察知して具合が悪くなったのだろうか、とぶるぶる震えながら不安に襲われる一方で、でも自分の家で横になっていられるのだからそれほど安心できることはない、と冷静に考えもし――。
自分、タバコも酒もやりませんから深刻な疾患が起きてるとは思えないというのは過信か? 自律神経の乱れだと言う気がするが。
なんとも情けない状態で私の朝は明けた。
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